村上スキーム 地域医療再生の方程式 著者:村上智彦・三井貴之 B6/280頁/定価 1,650円(本体1,500円+税10%) ISBN 978-4-86408-915-9 発売日:2008/5/24 医療って町づくりのためにあるんですよ。 全国の地方自治体で、地域医療の崩壊が起きている。 医療崩壊する地域の特徴に、 自分の健康や地域医療のあり方について 「人のせい」や「人まかせ」 にする人々が多いことがあげられる。 村上智彦医師は、あえて行政や住民に対して 厳しい発言をする数少ない人物である。 この本には、本気の地域医療の 再生メソッドが詰まっている 「まちの病院がなくなる!?」著者 / 城西大学経営学部准教授 伊関友伸(行政学元夕張市病院経営アドバイザー) 本書が、私たちの毎日の葛藤や試行錯誤の一部でも読者の皆様にお伝えでき、 地域医療、教育、自治体のあり方などについて考える きっかけとなることを願っています。 私自身、今後も次の世代に迷惑をかけないために 「当たり前のことを普通にできる」ことを目指して 夕張で頑張っていこうと思っています。 医療法人財団 夕張希望の杜 理事長 村上智彦 第1章〔原風景〕 村上少年 第2章〔原点〕 コペルニクス的転回 第3章〔デビュー〕 たたかう医師 第4章〔ヒューマニティー〕 反カリスマ 第5章〔交差〕 教育の仕事・医療の使命 第6章〔スキーム〕 町づくりとしての地域医療 第7章〔ミッション〕 一人ひとりの「希望」の杜 著者紹介 村上智彦 tomohiko murakami 医療法人財団 夕張希望の杜 夕張医療センターセンター長 1961年 北海道生まれ。財政破綻した夕張こそが地域医療のモデルになると考え、スタッフとともに地域医療構築、ライフワークである夕張の町づくりに精力的に取り組んでいる。 三井貴之 takayuki mitsui 1953年北海道生まれ。 北海道の公立高等学校教諭を勧奨退職し、NPO法人教育キャリアプロデュースを設立、現在代表理事。 豊富な教員経験を生かし、教育コーディネーター、教育プロデューサーとして学校サポート事業立案や教育アドバイス事業を行っている。また学校教育をはじめ、教育と地域・企業・団体・個人を結ぶ新しい協働・創発の可能性を提唱している。